「ありがとう。あなたが好きです。結婚してください」
私はポストクロッシングの会員です。ポストクロッシングとは絵はがき交換サイトのこと。お手軽に世界各国の人々とハガキのやりとりができる画期的なシステムです。7年前に会員になりました。
もともと切手収集が好きで、市立図書館で郵便関係の本を借りたときのこと。その本のなかで、海外の切手収集の方法としてポストクロッシングの会員登録が紹介されていました。おもしろそうだと始めたのが最初です。
会員登録すると自分の国籍、性別、誕生日、簡単なプロフィール、好みのハガキの種類などが公開されます。国籍以外の情報は非公開(無登録)でも可能ですが、ハガキを送る相手が決まったときには、その相手には自分の氏名、住所の情報が公開されます。送る相手はサイトのシステムによってランダムで選ばれるので自分で決めることができません。
この連休中に20通ほど書いて投函しました。国別ではアメリカ、カナダ、香港、台湾、ベラルーシ、ロシア、ドイツ、イタリア、フィンランド、中国、リトアニア、オランダ、チェコの13カ国。文面はすべて英語です。ただし、アメリカへの1通は相手方が日本語でもOKということだったので、英文注釈付きの日本にしましたけどこういうケースは希(まれ)です。
ハガキが相手に届くとサイトに到着したことの登録をします。そのときにほとんどの人は送り主にメールでお礼を書くのですが、こちらも普通は英文です。
しかし、今朝届いたお礼のメールはキリル文字でした。ロシアのアルファベットです。もちろんロシア語なんて読めません。ひと昔前なら「なんじゃこりゃ??」で終わりだったでしょうね。それが今では「GOOGLE翻訳」があるから大丈夫。メールの内容をコピーしてロシア語の欄に貼り付けると、右側にある日本語の欄にはその日本語訳が表示されます。
表示された日本語は「ありがとう。あなたが好きです。結婚してください」。
思わず「なんじゃこりゃ!!」 相手のプロフィールを開くと「male」(男)と表示。いちおう、私のプロフィールには「male」、そして年齢もアップしているんですけどねえ。それでもこの私と結婚したいってメールするなんて勇気あるなあ。
えっ、返事? するわけないでしょ!!!!
やみくもに我を愛する人もいて似ても似つかぬ我を愛する(俵万智)
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