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2019年5月23日 (木)

「私残業(失敗)しないので」「私定時に帰ります」時代を変えるのは?

昨日、私の上司が「定時で帰ります」を録画しているので帰宅して見るという話をしていました。残業が多い私の会社。上司もそれを気にしていて早く帰れるようにと口をすっぱくしています。

何かヒントを得たいのでしょうね。このときは「向井理が爆弾発言をしていた」とコメントしていました。このドラマを一度も見たことがない私はちんぷんかんぷん。適当に話をあわせておきました。

数年前はドラマ「ドクターX」の米倉涼子にはまっていました。男優位の医者の世界に飛び込み、天才外科医として腕一本で切り抜けていく爽快感がたまりませんでした。男は能力がないだけに権力に阿(おもね)る、そして権力争いとは無縁の女性が問題を解決(困難な手術を成功)していく。

「私定時で帰ります」は見たことはありませんが、やはりこちらも女性が主人公。いまどきの孤独な人たちが残業にすがって生きている会社では異質な存在なのかも知れませんが、そんな女性達が会社(組織)を変革するのを示唆しているようでなかなか面白い。

かつては、給湯室やトイレでおしゃべりの花を咲かせ、会社の男性社員と不倫をしたり、入社して数年後には結婚退職、というのがステレオタイプなOL(今では死語?)でした。

私の偏見かも知れませんが、今や私の会社では、個人差はもちろんあるものの、総じて女性社員の方が優秀です。コミュニケーション能力が高く、パソコンのスキルも男性より上。そしてまじめです。意識がずいぶん違ってきました。

男性社員の方が上だなと思う能力は「上司への貢献(媚(こ)び諂(へつら)い)」と「仕事熱心さのアピール(効率よく働くより長時間労働)」。と言えば言い過ぎでしょうか?

これまでは女性社員は若いうちに(寿)退社していくので女性は常に少数派。結果的に多数派の男性が力関係では上のように見えました。しかし、数年後、我が社の男女の力関係はどうなっているのか。とても気になります。

ハンカチを取り出す君の綿シャツのチェックに夏の蝶が来ている(俵万智)

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