スマホから注文できる居酒屋鳥将軍 ITの導入はここまで進んでいる
仕事帰りに久しぶりに独りで飲みました。
寄った居酒屋は都通電停前の鳥将軍。昨年12月にオープンしたのは気づいていたのですが、このころは1人飲みを止めていたので行かないまま半年が過ぎました。今日はたまたまバスを待つ時間が30分あったので思い切ってお店に入ってみました。
午後6時をまわったばかりということもあって、店内にはお客は誰もいない状態。店員もお姉さん(といっても歳は私と同じぐらい)が1人だけ。独り占め状態でした。
さっそく生ビール(小)と鳥刺しを注文。お通しは枝豆とキャベツ。結構ボリュームがあって十分満足できました。これで税込み1440円。オー、リーズナブル。
文庫本「ロングテール」(クリス・アンダーソン)を読みながら飲んでいると、店員さんが話しかけてきました。気さくな人です。そのとき持ってきたのがQRコード。このQRコードをスマホで読み込むと店内のメニューがスマホでオーダーできるとか。というわけで店内には呼び鈴がありません。「このシステムは九州初なんですよ」と自慢げに紹介していました。支払いが終わるとアプリ(?)も消去されるということで後でメールやイタズラなどの心配もないとのこと。
残念ながら私はガラケー(らくらくフォン)。話を合わせて聞いていましたが実践は無理。スマホを持った友人と来たときに、ということで勘弁してもらいました。
アマゾン商法、多様なアプリ、スマホ決済など、流通や消費、金融のあり方は年々変化していきます。もちろんすべての技術が残るわけではなく、どんどん現れては次々と消えてゆきます。デジタル呆けのおじさんはとてもついていけません。傍観者として世間の慌ただしい動きを眺めているだけです。これらのシステムが確実に定着したときになって、ようやく私もやろうかなって気持ちになるかも(たぶん無理ですけど)。なにしろ私は常に流行に背を向け続けている天邪鬼(あまのじゃく)ですからね。
人はみな馴れぬ歳を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天(永田紅)
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