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2018年12月

2018年12月23日 (日)

ウイスキーの値段と味と香りのバランス

普段ビールを飲むときは、一番安いビール風リキュール「バーリアル」を飲んでいます。350mlで100円未満。味もそこそこで十分リーズナブルだと感じています。仕事帰りにイオンの90円菓子コーナーでミックスナッツを選び、合計179円。これをアミュ地下で飲みながら本を読み、バスが来るのを待つ。

しかし寒くなるとビールは微妙。そこでウイスキーのコーナーをのぞいてみました。するとやっぱりプライベートブランドの安いウイスキーがありました。720mlで600円程度。サントリーオールドの半値以下。これはお買い得だと購入し、さっそくストレートで試飲しました。

味はまずまず。なんだかメープルシロップのような紅茶のような、妙に人工的な香りがするなあと感じましたが、このときはさほど気になりませんでした。

そして、今日。午後から冷え込んできたので、このウイスキーをお湯で割り、水筒にいれて外出しました。外のベンチに腰掛けて水筒の蓋を開けるとまず匂いが鼻につきます。生卵のような冷えくさい感じ。飲むのを躊躇したくなります。いざ飲んでみると味はそこそこ。でもやっぱり匂いが気になっておいしく飲めません。飲んだ後もムカムカ感がなかなか収まらない。水筒の容量は300ml。うちウイスキーは100ml程度だったので悪酔いはしませんでしたが、それ以上飲む方が無理というもの。

結局、ボトルの残りは捨てることにしました。もったいなからと飲み続けたら気分が悪くなる一方。どうせ安いんだから、と踏ん切りがつきました。匂いが気になるならロックで飲めばいいじゃないかって。ごまかして飲んじゃいけません。このウイスキーは私には合わない以上、飲み続けると体を壊しちゃいますよ。

山茶花(さざんか)は咲く花よりも散っている(細見綾子)