実りの秋、収穫の秋
午後に市民農園に行ってきました。種まきは適当にばらまき。週1回、畑に水をまきながら麦踏みをし、草取りは苦情がでないように畑の周囲だけ、後はただ畑を眺めるだけ。1時間未満の作業しかしない超手抜き農業です。
チンゲンサイ、蕪(かぶ)、ほうれん草の種を畑にまいたのは9月17日。あれから1ヶ月半ほどですでに収穫できるサイズがちらほら。今年の秋は暖かいのでその影響かしら。
蕪は葉が大きく広がり、チンゲンサイも発芽率が非常に高く生長も早い。十分食べられるおおきさの蕪を5本、チンゲンサイを10本収穫しました。
ところが、ほうれん草はほとんど発芽しておらず、発芽したものも葉が小さいままで、周りのクローバーが生長が盛んでほとんど埋もれている状態。これでは収穫はまだまだ無理。
30平方メートルの畑の半分は裸麦、残りの半分にこれらの野菜を植えているのですが、裸麦は分蘖(ぶんけつ)してきたものの発芽率が半分程度。しかもこのエリアはクローバーすら発芽がまばらの状態。不思議ですね。クローバーは畑全面に大量に播(ま)いているのに。草取りをしないのでイネ科の様々な雑草やぺんぺん草、オオイヌノフグリなどがあちこち生えているのですが、これらも裸麦のエリアではまばら。畑の養分に偏りがあるからなのか?
畑全般について言えることなのですが、どの野菜も病気がない! 虫の食害が目立つのはチンゲンサイが密植しているところだけ。他はほとんど虫に食われていない。種まきが適当なので密植がところどころあるのはやむを得ないところ。しかし、そもそも生えている本数が大量で全部食べられる訳ではないので、私には気になりません。
先週は市民農園の管理人の方がやってきて、「これだけ雑草がひどいと夏は大変なことになる」と忠告されました。水をまいていると「草に水をやるようなもの」とまで言われました。妻からは常々「肥料をやらないとだめだよ」と助言されています。すべて無視して2ヶ月、今のところ野菜は立派に育っています。
野路の秋我が後ろより人や来る(与謝蕪村)
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