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2018年11月12日 (月)

「アンカーウーマン」を語る

映画「アンカーウーマン」を見ました。新米リポーターのミッシェル・ファイファーのシンデレラストーリーと彼女を一人前に育てるロバート・レッドフォードとのロマンスを描いた映画です。

映画と言えば私が小学生の頃、「日曜洋画劇場」という番組がありました。淀川長治が解説して「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」が決めぜりふ。私はこの番組をよく見ていましたが、晩年になるとつまらない映画が増えてきて見なくなりました。学生時代の友人が「淀川長治は映画がつまらないと全く関係のないような話題で解説をしていてずるいよな」とよく語っていました。本当は違うかもしれませんが、映画通の彼の話を聞いてそんなもんかなあって思ったものです。

ところで「日曜洋画劇場」、サントリーのCMがとてもよかった。BGMのあの音楽は今でも口ずさんでしまいます。洗練した大人らしさを感じさせます。映像も素晴らしかったなあ。

今NHKーBSで刑事コロンボを再放送していますが、私が子供の頃は「水曜ロードショー」で放映されていました。こちらの解説者は水野晴郎。「いやー、映画って本当にいいもんですね」が決めぜりふ。こちらの番組は刑事コロンボの印象しかありません。

このコロンボ、何より小池朝雄の吹き替えが秀逸でした。「うちのかみさんがね」と無駄話をあれこれ言って犯人をいらだたせながら真相に迫るシーンには思わずにやりとしてしまいます。

私が20歳を過ぎることには、ビデオが普及し映画館はどんどん潰れていきました。テレビの映画番組も歩調をそろえるようになくなりました。それが今ではあちこちにシネマコンプレックスができ、衛星放送では昔の映画が毎日放送されています。「時代は繰り返す、ただし少しずつ進化しながら」というところでしょうか。

そういえば今日は「アンカーウーマン」の話でしたね。残念ながら最後まで感情移入できませんでした。日本では報道番組のメイン女子アナが現場からのたたき上げなんて、まずあり得ない設定だからでしょうね。関連して思い出したことをとりとめもなく書いちゃいました。

唐突に君のジョークを思い出しにんまりとする人ごみの中(俵万智)

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