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2022年1月10日 (月)

いまどきのカップルはどこでデートをしているのかしら

先週、30代の男女二人と一緒に食事をしました。

この二人はもともと私の部下。といっても3人が一緒に働いたことはないのですが、1年前に私が引き合わせたのです。

男性の方はガンプラが大好き。一方彼女の方はマンガが大好き。どちらも優しい性格でオタッキーな感じ。男性は学生時代に彼女がいたようですが、社会人になってからは縁なし。女性は生まれてからずっと彼氏歴なしという貴重な(!?)経歴の持ち主でした。

ふたりとも気が合ったようで、初対面のときにラインを交換したりしていましたが、その後も間をおかずに男性が女性にアプローチして、毎週1回はデートを重ねていたようです。昨年末に二人から結婚することになったと報告がありました。そこでコロナの規制がない今の時期を逃してはいけないと、結婚のお祝いと称して一緒に飲むことにしたのです。

相手の親への挨拶の話を聞くと、それぞれの親に婚約者を紹介したときに、知り合ったきっかけを聞かれたそうです。やっぱり昔気質(むかしかたぎ)な親っているんですね。「どこの馬の骨かわからないじゃないか」なんて言う人もまだまだいるんですね。そのときに「上司の紹介です」と応えると納得してくれたとか。

私が引き合わせたことがそれぞれのご両親の安心材料になったということも、私にとってはなんだか誇らしく思えました。見えないところでお役に立ててうれしいですね。

この年末年始。二人は新居への引っ越しで忙しかったようです。新婚生活が始まるとなると期待で胸が膨らんでいることでしょう。話をしながら二人がお互いに顔を見合わせて幸せな笑みを浮かべている様子をみて、とても微笑ましく、私も幸せな気分になりました。

私の最近の夫婦生活について訊かれたので、「妻とは家族湯に行くことが多いなあ。最近だと湯之元温泉。家族湯はちょっと割高だけど、リラックスできるし温泉に浸かりながら話ができるだろ。普通の温泉だと他人がいるとくつろげないこともあるからね」と答えると、うなづく二人。

どうやら二人はデートで家族湯を利用していたみたい。時代を感じますね。私にはそんな勇気はなかったなあ。

地獄谷業のけむりとなしがたしの心のつぶやくものを(与謝野晶子)

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