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昨夜はいきつけの小料理屋に顔を出しました。2週間ぶりです。コロナの影響で時短営業中。協力金をもらえるようポスターを掲示しているかが気になり,仕事帰りに様子を見に行きました。入り口にはきちんと時短営業中のお知らせが張ってあります。「よくこのポスターを見つけましたね。商工会議所でもらったんですか?」「売り上げのないうちが商工会議所に入れるもんね。会費を払えるわけないでしょ」「まさか県庁に行ったんですか?」「県庁に用はないわよ。市役所でもらったの。でもね,ポスターがあるでしょうと聞いても「ない」っていうもんだから,前回のでもいいからちょうだいといってお願いして,ようやくもらえたのよ」午後9時までの営業時短要請は県が実施していること。県のホームページにはポスターや協力金の申請用紙がアップされているので,多くの人はここからダウンロードして使っているのですが,このおばちゃんは80歳でパソコンなし。無理でしょうね。それにしても鹿児島市役所は冷たいですね。おばちゃんがしつこいから妥協したんでしょうが,県に協力したくないって姿勢がみえみえです。時短要請をしているのは鹿児島市と霧島市,出水市だけ。鹿児島市も協力金の半分は出しているのに。窓口では相変わらず人ごとですね。この日は梅雨の晴れ間で暑かった。気温は30度まであがりました。おばちゃんは家の中の断捨離をがんばったようで,ずっとその話をしていました。今日の突き出しは,唐揚げ,卵焼き,がね(複数の野菜天ぷら)が1個ずつ。メインはアカイカの刺身,アカイカのバター焼きに梅酢らっきょのスライス添え,キウイの生ハム巻き,デザートにプリンスメロン一切れ。これに瓶ビール1本つけて2800円でした。アカイカがとても柔らかくて,ショウガとしそをまぶした醤油に浸して食べるととてもおいしい。堪能しました。午後8時にお店を出ました。今日もお客は私一人。鹿児島市内の飲食店のうち,コロナを乗り切れるのはどのくらいでしょうか? わずかばかりのお小遣いですが、がんばっている人たちのために少しでも飲んで食べて貢献したいと思います。
「めし」とのみ書かれた店に入りゆく石仏めぐりの旅の終わりに(松村正直)
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