さつま町東花園のあじさい祭は毎年4月15日から始まります。
昨夜からの雨が午前中まで振り続けていましたが、お昼前にやみそう。今日は特に予定がないので、例年行っている東花園に行くことにしました。ここは11月23日からはシクラメン祭、4月15日からはあじさい祭として、育成しているビニールハウス内で展示即売を行っています。
馴染みの小料理屋のおばちゃんにとガクアジサイを1鉢、実家用にあじさいを2鉢、我が家用に柏葉あじさいと「ひな祭り」という品種のあじさいを1つずつ購入しました。
東花園の経営者のお話では、今日は午前中はまったくお客がなかったものの、私たちが来たぐらいからお客さんが増え始めたとのこと。たしかに駐車場には8台も停車しています。天気が回復すると購入意欲がわきおこるのかも。
その後は実家に寄りました。実家に帰るのは正月以来。新型コロナウイルス対策で土日もなかった生活が1年以上続いていましたが、ようやく担当から外れ、自由に動けるようになったところですから。
久しぶりの実家はずいぶん変わっていました。樹齢100年の庭木のイヌマキを売却したところ、運び出すためとして庭石や入り口の塀などもまで取り壊されてしまい、更地状態。見違えるようになっていました。
両親は「あの庭石は高くで売れたのに持っていかれた」とか「売るつもりのなかった梅まで持ち去られた」とか不満を言っていましたが、どうしてそんなことを急に言い出すのか。
私に言わせれば、荒れ果てた庭がきれいになり、イヌマキの代金をいただいただけでも儲けもの。価値あるものを放置し、売るときもまったくの受け身で人任せにしているからこういうことになるわけで。ことが済んでから損したとかいっても後の祭り。そもそも自分から庭をどうしようかと本気で考えて、積極的に動いていれば、そんな問題は生じなかったでしょう。
もちろん、年老いた両親にそんな話をすることはなく、だまって不満を聞き続け、最後にたまねぎとたけのこをお土産にもらって自宅に帰りました。
ああ、これだけ庭が広くなったことだし、私も土日も動けるようになりました。週末は実家での農園ライフを再開しようかな。
たはむれに美香と名づけし街路樹はガス工事ゆえ殺されていた(荻原裕幸)
コメント