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2019年4月19日 (金)

すべての食事を写真に撮る時代 でも私はそんなものいらない!

最近、大学に進学した娘から毎日ラインに食事の写真がアップされています。

朝と夜は自炊しているので、写真をアップすることが料理の励みになるようです。親の私としても、娘がきちんと食事をとっているのかどうかがわかるので、そういう意味では双方のゆるーいコミュニケーションとして、なかなかいい方法かもしれません。

10年ぐらい前だったでしょうか。40年間も自分の食事の写真を撮り続けたドクター中松が、イグ・ノーベル賞を受賞したのは。もちろん彼の場合、写真を撮り続けただけではなく、そこに新たな発明・発見があったからなのですが。

今では食事の写真を撮ることは一般人にも当然のようになってきました。いわゆる「インスタ映え」ですね。1億総写真家時代というべきか、これほど写真が身近になった時代はありません。

AIの発達が仕事を奪うと言われて久しいですが、おびただしい素人が高機能かつオールタイム対応のカメラを持てば、カメラマンは不要になっていくでしょうね。特に報道カメラマン(写真、動画のどちらも)などは即死みたいな業種ですね。

しかし、私が欲しいものはそんなカメラではなく、口述の文字化機械ですね。しゃべったことが即文字として記録される。まだ実用化は難しいのかも知れませんが、これができれば私たちの業務は大幅に圧縮されるでしょう。何しろキーボードをたたく時間が、しゃべるだけでオーケーとなるのですから。例え文字化が不完全であっても、8割以上ができていれば後は手直しするだけ。それだけでも全然違います。

技術の進歩は加速度的に進んでいるそうです。囲碁や将棋が人類を越えたのですから、こちらもそろそろ実用化されてしかるべきではないでしょうか。書類審査をロボットがするという話が、私の会社でもちらほらでています。それより先に口述の文字化を実現して欲しいですね。

捨てるかもしれぬ写真を何枚も真面目に撮っている九十九里(俵万智)

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