横断歩道の手前で停車しない、停車することを知らない鹿児島県人
私は毎朝バス通勤です。バス停に行く前にバス通りの横断歩道を渡るのですが、渡ろうとしても車は決して止まりません。このバス停を使って10年近くなりますが、車が止まってくれたのは7,8回だけ。しかもその半分ほどは市営バスです。
横断歩道に歩行者がいるときは車は停止しなければなりません。横断歩道は歩行者優先なのです。知らなかった?
一時期、JAFがそのルールを守ろうというキャンペーンを張ったり、新聞社がオリンピックでやってくる外国人のためのマナー向上で特集を組んだことがありましたが、ここ鹿児島では効果がないようです。
今朝、いつものようにバス停に立っていると車が10台近く続けて通り過ぎていきました。その中にバスも混じっていました。50m先の横断歩道ではいつも一緒に乗る20代の女性が渡ろうと待っているのですが、どの車も止まろうとしません。バスが停留所の横に停止したときにようやく横断歩道を渡れたのですが、距離があって間に合わないと判断したのか諦めて歩き出しました。
私はバスに乗るのをしばらく待って彼女を見つめながらバスを指さすと、それに気づいた彼女は走り出しました。そこで私はバスに乗り込み、運転手にもう1人来るのでそれまで待つようにお願いしました。10秒ほどして彼女もバスに乗り込み、私に軽く頭を下げました。
若い女性が待っていても止まらないんだから、そもそも横断歩道の前で停止するという考えが彼らには欠落しているんでしょうね。
よく年寄りが横断歩道がないところで道路を横断します。私は年寄りは横着だからと思っていました。しかし、この様子をみていて思いました。年寄りは道路のどこを横断しても一緒(どうせ車は止まらない)と悟っているからではないかと。
通るたび「本日限り」のバーゲンをしている店の赤いブラウス(俵万智)
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