スマホをゲットした妹と福岡から帰ってきた姉
週末、高校生の娘(妹)が妻とドコモショップへ。高校2年の3学期になってようやくスマホをゲットすることができました。
娘は中学生の時にiPodを持っていたのですが、部活の公式戦のときにいじって遊んでいたところを顧問に見つかり問題に。妻は学校に呼び出されてずいぶん叱責されたようです。その日の夜、怒った妻が娘のiPodを金槌でたたき壊し、服と学用品以外の私物はすべてゴミ出し。以来、娘がどんなに懇願しようともスマホは買い与えずにきました。
スマホを買うには成績アップが妻の条件。学年25位以内を目標にしてきましたがこの2年間はるかに順位は下。妻が譲歩して、Z会の国語の難関校向け通信講座で満点を取ることを条件にしました。
娘は俄然やる気が出たみたいでいきなり2つも満点をゲット。不純な動機ほど強いと言いますが、娘には完全に当てはまるようです。確かに友人同士の連絡はLINEばかり。学校の連絡網が回ってこないこともしばしば。いろんな苦労があったようです。
二度とたたき壊されないように、「夜9時以降はスマホに触らない」というルールを守ってもらいたいものです。
そして月曜日には福岡で浪人をしていた娘(姉)が1年ぶりに帰宅しました。国立大学の合格発表はまだですが、すでに私立大学の合格があったのですっかり安心しています。自宅に帰ってきて早々、私に向かって「お父さん、大学生になったら帰ってこないからね」「えっ、夏休みや冬休みはどうするの?」「アルバイトで稼ぐ。いつでも海外旅行に行けるように」
なるほどね。姉はいじらしいほどにケチ。どうしてこんな節約ができるんだろうというぐらい。一歩間違えれば守銭奴(しゅせんど)です。やっぱり商学部志望ですから違いますね。
それはともかく、海外旅行に行くことが目標というのが心強い。妹もよく同じことを口にします。娘達の視線が海外にあるだけでもたいしたものだと内心喜んでいます。気持ちが世界に開かれていることの証左ですから。
こんなにも嬉しいことであったのだ、そう、学校に行くということは(俵万智)
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