チャレンジ自然農法(6)
日没間際、畑に行ってみました。すごいなあ、今日もぺんぺん草が満開。クローバーが青々と生い茂るその上に小さな白い花が咲き誇っていて、とても畑とは思えない光景。そんな畑に分け入ると長靴にはぺんぺん草の無数の小さな花びらがくっつきます。
密植して小さい上に虫に食われて放置されていたチンゲンサイを5株、カブを7株をいつものように収穫したほか、スティックブロッコリーを7本ポキリと摘みました。カブとブロッコリーは他の畑と比べても遜色ないできばえです。
周囲の所有者の迷惑にならないよう、境界付近の雑草は毎回そぎ取っているのですが、同行していた妻がそれでは我慢できなくなったようです。「境界付近の雑草をあと30センチは取り除け」と怒り出しました。
それにしてもぺんぺん草がなぜここまで生い茂るのか不思議に思えてきました。ネットで調べてみると正式名称は「なずな」、春の七草の一つ。当然食べることができます。栄養価もかなり高いようでホウレンソウの数倍とか。しかし食べる部分がどこかを調べると記載がない。どこのページも不親切ですね。
気になったのは春の七草なのに、なぜ秋に花が咲くのかということ。花が咲いたら植物は種をつけて枯れていくのが通常。そうなると春は枯れて食べる部分がなくなるじゃないの?
いろいろ調べてみると、本来は2月頃に新芽がでて花が咲くようです。それまでは葉が地表を覆うように広がる「ロゼッタ」状態で冬を越すのが本来の姿とか。そうなると今の状態は一種の狂い咲きのようです。暖かい気候が原因なのかもしれません。
とりあえず食べられることがわかり、期待していたホウレンソウの収穫見込みがないので、来週はホウレンソウの代わりに「ナズナ」を収穫して食べることにしています。
ハンカチを忘れてしまった一日のような二人のコーヒータイム(俵万智)
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